6-6マークがいっぱい!

これらのマークが、どのようなことを示しているのかわかりますか?
どんなものについているでしょうか?
「んー・・見たことはある」「環境系だよね?」「ちょっとわかんない」
といった感じでしょうか。

左上から
エコマーク、JISマーク、JASマーク、
Gマーク、家庭用計量器マーク、STマーク
です。
それぞれの簡単な説明をすると、
エコマーク・・
環境のことを考えて作られた商品の目安

◇JISマーク・・
日本工業規格に該当する製品につけられている。外観だけみてもわからない重要な品質を規格に定め、個々の製品がその規格にあっていることを第三者が証明する方法がJISマーク表示制度で消費者が良い製品を選ぶときの目印となる。

JASマーク・・
「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」に基づいて農林水産大臣が必要と認めた食品。主に加工食品に表示されている。JASマークが付けられているということは一定の基準以上の品質が保証されているほか、品質についての表示も行われているので、商品を選ぶときの目安にもなる。

◇Gマーク・・
通産省がグッドデザイン商品として選定した商品につけられている。グッドデザイン商品とは、外観はもとより、使いやすさ、丈夫さ、安全性などを含めた広い意味でのデザインが優れた商品のこと。

◇家庭用計量器マーク・・
家庭で使われる政令で指定された計量器につけられている。技術上の基準が定められており適合したものしか販売できない。

◇STマーク・・
安全基準を満たした丈夫で安全なおもちゃに付けられているマーク。玩具協会が、国、学識経験者、消費者代表などを中心として協議しおもちゃの安全基準を定め、構造、材料、強度、性能、表示などの基準項目について、(財)日本機械玩具検査協会、(財)日本プラスチック検査協会、(財)化学品検査協会の厳正な検査を受けて合格したものだけにこのマークの表示が認められる。

というわけです。
身の回りの本当にたくさんのものに様々なマークが表示されていますが、案外、気にかけていないものです。何か品物を購入するとき、その品質や使い方を理解していなかったり、商品の取り扱い方法を誤ったりすることで、思わぬトラブルが起こることがあるのです。
マークは、そういったことを防ぐ助けになるものです。種類がかなり多いのですが、よく目にするものについては覚えておきたいものですね。

「このマークなんだろう?」と思ったときに役立つサイトを見つけました。

家庭科という科目の中にはいくつかの分野がありますが、消費生活はわたしの好きなところです。物が溢れ、販売方法も様々、中学生もネットショッピングや通販を利用する時代に、よりよい消費生活を送るための支援ができたらと思います。
わたし自身の行動にも、振り返って反省しなければならない点が多いです。